・ガラスコーティングとは
自動車にガラスコーティングを行うことで、「輝きや防汚性」が持続できるというメリットがあることはご存じの方も多いでしょう。1980年頃まではワックスやポリマーコーティングが主流でしたが、新たにガラスコーティングに誕生し認知度が非常に高くなってきました。
・市販のガラスコーティングとは
市販のガラスコーティングは価格帯が非常に安価なため、お手軽に依頼することができます。しかし、種類によっても効果や性能が異なるため、コーティング選びが非常に重要です。
また、自分でワックスやコーティングを施工するとなると、施工に時間がかかるのと、場所もコーティングに適した場所を選ばなければなりません。
・市販コーティングのメリット
市販コーティングの一番のメリットは何と言っても、価格が安いことと、自分で手軽にできるという点です。
また、量販店などでコーティングを行えます。市販のガラスコーティングと比較すると、効果や性能が非常に高くなるので、こちらもおすすめです。
今では、ガソリンスタンドでもガラスコーティングができる時代なので、コーティングを施工するときはネットできちんと調べてから納得できるお店で施工をお願いすることが好ましいといえます。
ガソリンスタンドや量販店では仕上がりの違いや耐久性の違いがあります。その点を考えたときのコストパフォーマンスは、人それぞれ感じ方が違うでしょう。
・コーティングプロショップ
コーティングプロショップは少々価格が高いケースが多いですが、ガソリンスタンドや量販店などの施工に比べると知識や設備が豊富なため、コーティングプロショップでの施工はおすすめです。
コーティングプロショップの下地処理
では、コーティングの効果はなぜ変わるのでしょうか。
原因はたくさんありますが、ここでは下地処理の違いについてお伝えいたします。
コーティングプロショップの作業では細部の細かい箇所まで汚れを落としてくれたり、エンブレム周りなどもきれいにしてくれます。
ホイールやウィンドウのコーティングも行ってくれる業者が多いようです。
また、鉄粉取りや磨き作業で塗装面を新車のように整えてからコーティングをするため、コーティングの密着性が変わってくるのです。
人間の肌と一緒で、油や汚れなどが残っている状態で化粧を行ってもうまく密着しないのと同じわけです。しかし、プロのガラスコーティングは少々高額なケースが多いため、市販のガラスコーティング剤を利用して自分で作業するという方もいらっしゃいます。
もうひとつ、市販のガラスコーティングと専門店のガラスコーティングの最も大きな相違点は、コーティング剤自体の性質も挙げられます。プロコーティングはほとんどのお店が無機溶剤を使うのに対して、量販店などのコーティング剤は「有機系」が一般的です。有機系は紫外線で劣化しやすい扱いやすいというメリットがありますが、紫外線や耐久性には乏しいというデメリットがあります。
一方、専門店が使う「無機溶剤」は、施工時の温度や湿度によってコーティングの性能が変わってしまうほどデリケート。環境や設備が整った場所でなくては使えないこと、さらに高度な技術をもっている人でないと行うことは難しいというデメリットがあります。つまり、金額の違いにはコーティング剤の質はもちろん、技術料も大きく関わってくるところなのです。
もちろんその分、仕上がりの光沢の違いは歴然。また紫外線や酸性雨で劣化することはないため、市販のコーティング剤に比べ、驚きの耐久性が持続することは大きなメリットになります。
・親水性クォーツガラスコーティング
海風にも効果。防錆にも強いクオーツガラスコーティング